
開院6周年
新年度。黄幡公園の桜もまだまだ綺麗なこの頃、恒例のスタッフ撮影を行いました。新型コロナウイルス感染により、窮屈な思いをされている方も多いでしょうが、心身ともに健康には気をつけて皆で乗り切って行きましょう!
しま産婦人科では新たに常勤医師を1人加えて、より充実した診療体制を整えております。院内感染防止のためスタッフ一同これまで以上に注意を払って生活しておりますが、来院される患者さま・ご家族にもご協力をお願いしております。ご家族も含めた体温計測およびマスク着用など、ご不便を強いて申し訳ありませんが、何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
ありがとう久留米大学産科婦人科学教室 よろしく加藤先生
そろそろ新年度を迎え桜も咲き始め気持ちも新たに張り切っていきましょう〜!
・・・のはずだがコロナウイルスの勢いが止まらない。日本の感染拡大もひりつくようなきわどい状況で予断を許さない状況が続く。長らく外出禁止が続くためややもすると気持ちが緩みかけるような状況もみられたが、志村けんさんという僕らの年代から今の子供の世代まで幅広く知られ直前までテレビでも活躍されていた偉大な喜劇人が逝去され、改めてウイルスの感染拡大を抑制しなければならないという気持ちを新たにした。
学会、研究会は軒並み中止され、歓送迎会も中止、簡素化されている。それでも去って行く人、新しく来る人はある。
当院もこれまで久留米大学より代診医師を1年以上派遣してもらい本当に本当に助けられた。もしこの助けがなければ当院を維持していくことは不可能だったかもしれない。そしてみんな一緒に仕事してきた後輩が(先輩が来てくれたのもうれしかった)立派になって仕事してくれて、とても心強かった上に色々な今の話を一杯聞かせてもらって楽しかった。3月いっぱいで派遣終了するのはとっても寂しいが、やはりずっとというわけにはいかない。
ありがとう久留米大学産科婦人科学教室、僕はこの教室の教室員であったことを大変誇りに思います。教室がこれからもますます発展されることをお祈りいたします。
そして4月からは新たに当院で常勤医として仕事してくれる加藤先生が来てくれることになった。実は高校、大学、そして産婦人科で僕の後輩となる。彼も福岡で長く勤務医として仕事してきて、特に不妊の分野で活躍してきたので、宇部でも不妊分野を中心にがんばっていく予定である。詳細はホームページの挨拶をみてもらうと良いが、彼もとても宇部愛が強く、やっと地元に帰ってきてやる気満々のようなので何卒よろしくお願いします。
僕も新年度に入り治療はこれからがまた正念場となりそうですが、順調にこのままがんばっていきたいと思います。
しま産婦人科をこれからもよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルス
今年は暖冬だと言われ凍えることもなく令和2年の2月はブログはゆったり、まったりな感じでいこうかな
さて何を書こうか…
と思っていたらとんでもない!!中国から報告された新型コロナウイルスが一気に感染拡大し、世界的な問題となりつつある。国内感染も拡大が日を追う毎に大々的になっており、これは悠長なことを言ってる場合ではなくなってきた。
国はついに全国の小中高,特別支援学校などに休校要請が出た。突然の発表だったこともあり現場も大混乱で賛否両論色々あるようだが、兎も角今回のこの感染対策について国が本気を出しているということか。
山口県内は幸い今のところ感染者はみられないが、まだまだこのままで済むかは分からない。当院ももちろん院内感染防止について対応を開始した。外来、入院患者様やそのご家族の方にはご迷惑おかけす事もあるとと思いますが、何卒ご協力の程よろしくお願いします。これからどうなっていくんだろうという漠然とした不安が報道をみるたびジワジワとこみあげてくる。この2週間が感染拡大における最も重要な時期と言うこともあり、職員一丸となって情報収集や日々の感染対策はしっかり、迅速に行っており冷静に行動することが大事だ。
新型コロナウイルス感染に関してはスタッフから「先生こそは(治療中で)特に注意が必要なんですからね!」と念をおされ、ハイと返事。
個人的にはまた一つ年を取ったが(ぎりぎり閏日ではない)この一年はこれまでに無く年を取れたことがうれしい。また一つ一つ年を取れるようがんばる。
令和2年
新しい年を迎えた。そして昨年病気が判明してからちょうど1年が過ぎた。まだまだ治療は継続中だが治療や体調も順調に回復しており本当に良かった!ここまでの道のりはすごく長かったような気もするし、短かったような気もするが、感慨深いものがある。これも皆さんの応援があったおかげと思います。ありがとうございます。
今回病気になって良かったこともある。
無理をしなくなったのですっかり憑き物が落ちたように楽になった。大学勤務時代はかなり精神的に追い込まれていたが体力には自信があったし、無理をしないことは手を抜くように思えてイヤだったので相当無理をしていた。宇部で開業をはじめる準備はまた大変だったが開業すると精神的にはかなり楽になったのでこれなら大丈夫と思っていた。しかし今思えばそれでも無理をしていたのかもしれない。無理しない理由もあるのでこれからもこのくらいのペースでいこう。
病気になってもう一つ良かったこと。
今まで当たり前だと思っていたことがとてもありがたく、楽しいことなんだなって実感出来るようになったことだ。診療を普通に出来ること、患者さんと外来でたわいない話をしたり、お産の時に励ましながら無事出産に立ち会えることが素直にうれしい。またほとんど外出しないので病院と家の往復だが家で普通に食事して子供達や嫁とたわいもない特に代わり映えの無い毎日を過ごすことがとてもいとおしく感じる。楽しいことを求めて色々刺激的なことはなくってもこうやって一日一日が十分満ち足りた気持ちになれるようになった。
この一年で自分の人生観はものすごく大きく変わったし、人間的にも一皮むけた気がする。
一皮むけたと言うことで1月に入ったしイメチェンした自分をもう隠さずにいこうと診療中はマスクだけにした。さて、患者さんからなんと言われるのだろうかと期待してみたが・・・これが全く、誰も、何も、言われない。ちら見されたり、会話がおざなりになったりするが最後まで何もなかったかのように診療終わって出て行かれる。職員は数日で見慣れたそうですし別に気は遣われなくて良いですよ〜。
というわけで今年も治療に診療に今のペースでがんばりますのでよろしくお願いします。
