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お風呂

 師走に入ると毎年何故か忙しくなる、はずだが忘年会が全くないのでゆっくりする時間が多く年末という雰囲気をなかなか感じにくい。院内のクリスマスツリーとクリスマスソングがうっすらと年末を醸している。
 ただ急に寒くなってきたし冬は実感する、身体には注意。コロナもオミクロン株が急速にデルタ株と置き換わっているようでこの冬第6波のきっかけとなるかも知れず予断は許さない。インフルエンザのこともあるので引き続き三密回避、手洗い、うがい、マスクは必要だしさらにワクチン接種もした方がいいな。
 
 寒くなってくると風呂がありがたくなってくる。流石に子供と一緒に入らなくなったので一人ゆっくり入る。湯船に「う〜〜っ」唸りながら入る。(年寄りくさい?いやいや)
あったか〜い。血液が抹消に流れていく感じではあ〜生き返る。
十分あったまって風呂を上がる。「さあお前たちも早く風呂にお入り。」
うちの娘二人がお風呂へ入っていった。
 
 いや〜今のお風呂は暖かいからいいね、と自分子供時代と比べてそう思う。
昔住んでいた家は自分が幼稚園の頃引っ越してきたが、その時点で既にとても時代が経っていたため(控えめな言い方)冬は大変寒かった。
 特に冬の風呂はとてつもなく寒かった。小学校頃にリフォームするのだがそれまで風呂釜は五右衛門風呂。窓がサッシであるはずもなく浴室の床がコンクリート地に小石が敷き詰めてあったがこれがまた超絶冷たい!
 ヒートショックの心配どころではなく下手すると凍死しそうなほど(ちょっと盛りすぎ)外とほとんど変わらない浴室だった。
 さらに一番風呂は最悪で脱衣所で裸になるとまず一息ついて気合を入れ浴室に入る。冷たい床を爪先立ちで小走りに(そこまで広くないが)風呂釜に駆け寄り蓋を開けて、まずお湯を床に撒いて温める。まずこれで足を床につけられる。
 次にお湯は沸きたてだから熱すぎるが、ここで慌てて水でうめてはいけない。風呂の底はまだ冷水だからかき混ぜて均一になったら初めて身体にかけ、そして湯船に浸かる。(とても先に体は洗えない!)
 これでやっと温まってホッと一息。そして十分温まってから浴槽に出て体を洗う。そして再度湯船にじっくり浸かる。
 今の風呂に子供と一緒に入っていた頃は早く上ろうとする子供たちに「100まで数えなきゃあがっちゃダメ」なんて言っていたがその当時は寒すぎて芯まであったまらないと上がりたくても上がれない。
その後リフォームされて風呂の暖かさを身をもって知ったのでありがたさが良くわかる。
 などど回想していたらなんか風呂場から二人の楽しそうな歌声が聞こえてくる……
 やれやれ合唱してる……
「もう遅いんだから早く上がれ〜のぼせるぞ〜」
 
今年も多くの方に大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

令和3年11月あれこれ

 ああ〜11月のブログも早めに書こうと思っていたが、隔週治療とのタイミングがうまく合わない。調子のいい時を狙って書こうとうかうかしてたらもう11月も下旬……治療メニューがちょこちょこ変わるので未だにペースがなかなか掴めない。(主治医に頼ってなんとか乗りこなしていますが)
さらに昔柔道やっていた影響で何年か周期で来る腰痛がちょうど治療日に重なってしまい数日まともに仕事もできないという体たらくで……(以上言い訳)
一応ピークは過ぎて今はちゃんと仕事はできています。
 
 新型コロナの新規感染者数は全国的に減少の一途を辿っていて嬉しい限りである。なぜここまで収まってきたのか明確な理由がわかっていないようだがやはりワクチンは有効だったようだ。ワクチン接種率も気がつけば世界トップクラスとなり、さらに3回目のワクチン接種も始まるようだし重症化対策として病床確保や経口薬の承認なども着々と進んでおり第6波に向けしっかり対策されていて良いのではなかろうか。
 
 しかし、しかし……諦めました、忘年会。だいぶ悩んだけど大人数の会を病院として開催するのは国内の心理状況を考えるとちょっと厳しい。
 さて代替え何をしようか?もう弁当とかGotoイートと色々かやり尽くしてて何も思いつかないぞ〜っと
 
 おめでたいこともある。
 宇部市は11月1日に市政100周年記念を迎えた。式典もあり(出席者は制限されたようだが)、自衛隊による祝賀飛行があり、夜は花火が上がったそうだ(治療当日で倒れていたので僕は見ていないが、でもめでたい!)
 これに伴った企画で藤井聡太3冠が市内のホテルで竜王戦を行い4冠達成!これでまた全国区のニュースに宇部市が載るなんて宇部市は持ってるなあ。
これからの宇部市100年がまた盛り上がっていってくれたら良い。
 
 当院の動きとしてはちょっと報告が遅くなりましたが浜通り側の看板が古くなっていたので新しくしました。夜になるとロゴ自体が後ろから照らされて浮き上がって見えてかっこいい。暗い時間の目印にどうぞ。
 
 またこの連休で院内の床や壁の一部を張り替えました。診察室もだいぶ印象が変わって気持ちも上がります。LDRの畳も張り替えました。いい感じです。
 産婦人科はお産入院が予測不能なのでリフォームがちょっとづつしかできませんが今後もどこかしらちょっとづつ変えていきます。
 

 

 
 あと開業当初から続けてきました相談メールを辞めることにしました。
 これまでいただいたのべ相談件数は約42,000件。(自分でもびっくり)
 いろいろな質問をいただきましたが、やはり病院でなかなか聞けない質問がメインで、僕も気がつかない心配をみなさんされているんだなあ、と気づくことも多くぼく自身も大変勉強になっていました。お礼のメールをいただいたり、この相談がきっかけで当院までわざわざ来院された方もおられ、すこしは悩んでいる方の役に立っていたのかなとは思っています。
 きっかけは最近スタッフとの話し合いで、以前から電話相談がよくくるとの報告はあり、ずっと当院通院中の患者さんからだとばかり思っていましたが、今回よく聞いてみると違うようで。
 相談はメールだけのつもりだったんですが、電話相談も受け付けていると思われる方が結構おられ、(もちろん当院通院中や里帰りの方の電話相談は受け付けているのですが)県外からの電話がかかったきていたようです。(実際いただく相談メールの約9割も県外の方でした)
 最初はホームページの説明が誤解を招いていたようなので変更したそうですがその後も電話相談は続き、業務にかなり支障をきたしていたようです。
 流石にそれはスタッフに申し訳ないということと自分自身も体調が不安定のため回答の時期が遅れたり、回答内容にもばらつきがあるのではないかと以前から気にしていることもありメール相談を辞めることにしました。突然ですいません。
 
 ただこのまま完全に辞めてしまうのもなんですので、
今後通院中の患者さんで急を要さないけど相談したいことがある方を対象にするなどなんらか別の形では再開しようとは思っています。
診療はこれまで通りやっていますのでよろしくお願いいたします。
 
 だんだん寒くなってきてうちの子供は朝起こしてもしばらく布団の中で蛹化したままなかなか動かない。早く羽化して学校に行く準備してくれ〜。(でも昔は自分もこんな感じだったなあ)

柳家小三治さんを偲ぶ

 先日柳家小三治さんが亡くなられたとのこと。非常に残念である。
 とても好きな落語家さんの一人だ。
 以前ブログに書いたラジオに入り浸っていた学生時代に小三治の落語を聴いていてファンになった。あの当時が一番脂が乗り切っていた時期でリアルタイムで聴けたのは幸せであった。
 
 見た目は目がぎょろっとして痩せていて体つきは少し筋張っていて不貞腐れたような顔してると一見怖いように思うが話し方や所作は非常に穏やかで、特に枕の話し方はとてもほんわかしていて優しい。
 またその枕が趣味の切手収集のことなどを題材にしたりと独特なものが多かった。
 手紙に貼られた切手を水で剥がして乾かしてたらどっか飛んでっちゃってそれを「どこいったかな〜?」と探すのも切手趣味、
なんて人を喰ったような内容だが聴いていると客席全体もフワ〜っとした雰囲気に飲み込まれていって優しい笑いに包まれる。
 演目も子供にも分かりやすいような滑稽噺が得意で「時そば」「初天神」なんてド定番のものも好んで演られていたようだ。
 また「野ざらし」での湯屋番で番台に上がった若旦那が妄想全開でひとり盛り上がっていくところのテンションの異常な高さや「道具屋」での与太郎のとことんまでボケ倒すところもとても心地よく、やり方によってはただのお間抜け、変わり者になってしまうところを小三治が演じるととても愛おしくかわいく感じらキャラの気持ちに共感してしまう。キャラに対する深い愛情を感じる芸だった。
 ずっとふんわりするだけかと思うとさにあらず、「大工調べ」では大工の棟梁が大家に取られた与太郎の大工道具を取り返すために啖呵を切る場面があるが、これがまたとてもキレがあって小気味いい。江戸っ子のべんらんめえ調がここち良かったな〜。
 
 その当時あんまり気に入ったので大学の入学祝いで親戚とかからもらったお金を全て注ぎ込んで(貰った方には大変申し訳ないが)落語のカセットテープを買い込み大学入学までの間は繰り返しずっと聴いてた。(その後大学時代もちょこちょこ聴いてた)
 まだテープはどこかにあるはずなので、これまたどこかにあるカセットデッキと一緒に家を掘り返してじっくり聴き直してみようっと。

マスク

 前回秋の気配でセミも店じまいかと書き綴ったが、10月とは思えない暑さが続く。(もう勘弁して)「まだまだ終わらんぞ〜」とツクツク法師ががんばってるなあ(と思ったが今日はさすがにいないか?)
 
 第100代の首相が誕生したかとおもえば今月末に衆院選だそうでなんだか慌ただしい。そんなことでコロナ感染は大丈夫なのかと新規感染者の推移を見るとワクチン接種のため??なのか順調に減少し、10/1にはなんと国内の緊急事態宣言がすべて解除された!
 このことは素直に嬉しい。ほんと久しぶりな感じ。当院も頑張って9/24より分娩立ち会いを再開しました。
 これが何回目の再開になるか忘れたが、分娩再開と聞いて皆さん喜ばれるとこちらも嬉しい。もちろん引き続き感染対策はしっかりしていきますね。
 また第6波は来ると言われているのでコロナ前の状態にすぐ戻るとはいかないが、せめて冷え切った心と身体に暖かさがジワーっと染み渡るまでの時間は欲しいな。
 
 そんな感染対策においてずっと第一線で活躍しているのは
 
ーーーー マスクである。
 
以前から冬の診療中はインフルエンザ予防などのこともありずっとマスクはしてたのだが、まさかこんなに何年も四六時中人前でマスクする生活をするなんて思わなかった。
 ただ暑さ最高潮の真夏に外のマスクはかなり大変だったからやっと秋になって少しましになったかな。(汗でぐしょぐしょのマスクはかなりやばい)
 これから秋冬は大丈夫だが来年春以降にマスクが外せるかどうかは、、、怪しいな
 
 しかし慣れるもんだ。今となってはずっとつけることに違和感はないし、みんながマスクをつけている光景も見慣れてしまった。
 
 ここまで日常的にマスク着用するとなるとおしゃれな人達はファッションの一部と位置づけ、さまざまな創意工夫を凝らしていてかっこいい。自分も真似したいが服に合わせてコーディネートなんてことができるはずもなく(ファッションセンスゼロ)、とにかく悩まない白の不織布マスクで年中通す様に決めている。(ポリシーがあるわけではない)
 
 マスク社会が通年となってもう一つ困ること
 
 患者さんの顔が覚えにくい。
 
 お産される患者さんとは妊娠から出産までで一区切りとなるため、内科のようにかかりつけの病院として患者さんを何年も定期的に診ていくことがない。(2人目、3人目のお産で間を開けて診させてもらうことはある)新型コロナ以降もうすでに2年近く経とうとする今では初産で当院を初診され分娩までずっとマスクをつけたまま、ということも結構おられる。
(お産の時外す場面もあるがバタバタしてるし,酸素マスクとかしてると見られない)
 
 そうすると実は唯一お顔を拝見できるタイミングが退院時だったりする。
退院時にみんなで写真を一緒に撮るのだがそのとき「記念ですからマスク外しましょうか」ということでマスクを外す。(化粧していないのではずしませんという方もおられるが・・・)
 そしてフッと顔を見た瞬間「おっ」という感じになることがある。初対面とも違う何か不思議な感じ。これまでお顔の上半分と声だけで作り上げてきた患者さんのイメージがマスクを外すと違っていることがあるのだ。ヒトはマスクで見えない部分を無意識に想像で補完するらしい。
 これは患者さんも同じ事で僕もその時マスクを外すと今アゴ髭を伸ばしているせいか僕の下半分の顔のイメージが違っていたのか患者さんも「おっ」となる。
 
 状況はちょっと違うが妊娠中に超音波の写真を夫婦で見ながら「誰に似とるんかねえ〜」なんて話していて産まれた赤ちゃんの実物に初対面して「お〜、こんな顔しとったか」という感じか。
赤ちゃんはまたしばらく経つとどんどん顔が変わっていくし、その成長,変化がまた楽しい。
 
 人と接する機会がかなり減ってきたコロナ禍の時代、だからこそ新たに出会うときの感動?うれしい気持ちは増えた気がする。
 
 こういう事色々考えるとふんわり楽しい。

ラジオ

 さて9月に入ってまだ日差しが厳しい日もあるが空気はもう秋、時々日暮れに鈴虫の声が聞こえる。(蝉たちはもう店じまいかな)
とりあえず過ごしやすくなって良かった。最近代謝が戻ってきたせいか暑いと昔のように異常に汗をかくようになった。汗をかくとすごく疲れるので良かった。「汗をかくことは体調が良くなってる証拠なのかな?」などど独りごちながら勝手に納得することにしている。(都合の良い性格)
 
 新型コロナワクチンの国内接種率のうち山口県はずっと全国トップらしくすごいことである。新規感染者数もようやく減少に転じ始め、第5波はなんとか収まってきているようで少しホッとするがまだまだ油断してはいけない。
ただなかなか立ち会い分娩を再開できないのはつらい。
患者さんに「申し訳ないが立ち会い出来ません」と説明すると皆さん文句も言わずに、でも少し悲しげに「しかたないですよね」っていわれるのが余計に申し訳ない。落ち着いたら出来るだけ早く再開しますからね。
 代わりというわけでもありませんが新しい看板の裏にメッセージを追加しました。(先日ブログに書いた入り口横の看板です)
 
 さて昨日はもともと全然違う方向に進んでるから大丈夫かと思っていた台風が何を考えているのか(何も考えていないと思うが)こっちに進路を変えてくるなんて寝耳に水である。
幸い大きな被害はなさそうだったがこうも頻繁に災害対策について考えさせられる機会があるなんて異常だ。
 
 今年度から宇部市では防災ラジオの運用を開始することとなった。それに伴い防災ラジオを 2,000円で配布してくれることになって当院も最近1台設置した。一見すると非常に懐かしい香りのするフォルムである。(ちょっと失礼では?)
 しかしいざ災害の危険が差し迫ったときには電源を切っていても自動でスイッチが入り、FMきららの緊急放送が大音量で流れるらしい。当院も24時間入院患者さんを抱えているのでいつでも館内放送できる形でセッティングしてもらった。こういった防災対策もしてくれると助かります。
 
 普段はラジオとしても使えるといわれたが館内放送に接続していて使えない。普段自分は部屋でFMきららさん拝聴しています。ぼくが福岡にいる間に出来た放送局で地元の情報満載でおもしろい。でも本来は防災ラジオとしての役目を担っていて今回ようやく面目躍如といったところか。(前からされていたのだと思いますが)
 
いただいたラジオを見ていると昔は良くラジオ聞いてたなあ、なんて事を思い出す。
 小学校高学年くらいのとき初めてモノラルラジカセを買ってもらい、最初は音楽を聴く手段として使っていたがご多分に漏れず徐々にラジオにはまっていった。深夜ラジオなんてのにもずいぶんお世話になって聴きながら勉強?してた。秋の夜長にラジオを流しっぱなしでのぺ〜としながら過ごすのは最高だ。
 テレビはあまり見なかったので世の情報の大半はラジオから得ることが多かったような気がする。宇部にいると福岡やぎりぎり大阪の放送局も入ったりして色々楽しませてもらった。
 あとはまったのが演芸番組。土日とか深夜ラジオ明けとかに落語とか漫才とかそういった寄席や演芸館などでやる大衆演芸を良くやってた。ただラジオは音だけなので出演者の名前とか芸風はよく知ってても顔は分からず、テレビで見て初めて顔を知ることも多かった。また動きも見えないのでときどき何で客が笑っているのか分からない。ひどいのは手品でその時間だけは何をやってるかさっぱり分からない。今考えるとよくそんな放送ラジオで流したものだ。(まあどんなことしてるか想像して楽しむのもおもしろかったが)
 こういった演芸は奇術、声まね、曲芸、漫談、講談、落語といった様々な芸が入れ替わり立ち替わり舞台披露される。ややマンネリでぬるま湯のようなないようではあるが予定調和のような安心感があり、でもお客さんの反応を見ながらアドリブで笑いを取っていく良い意味でのいい加減さが心地よい。演者やお客さん一体となってほんわか盛り上がる暖かい雰囲気が好きだった。
 
 今のお笑いもとても好きだ。しゃべりや笑いを取る技術もとても高く上手でおもしろいけど隙がほとんどなくってときどき息が詰まる。
 
 今は新型コロナの影響でもう2年近くみんな苦しい時代を過ごしているので世の中ギスギスするのは仕方ないのかなあーーとは思うけど、どこかにあの大衆演芸のような少しほんわかした遊びの部分もないといつか緊張の糸が切れちゃいそう。
 自分もせっかちで集中すると根を詰める方なので全然人のことはいえないのだが、病気を経験して以降ときどき「はっ、いかんいかん」と思って一息つくようになってきたかな。(そうでもないか)
 
 うちの子が心配してる「お父さん、こんなに毎日コロナ感染の人が増えたらもうすぐ山口県全員感染しちゃうんじゃない?」
——— イヤ・・・山口県人はおまえが思ってるよりもうちょっと多いぞ。
 
 こういうゆる〜い話しは好き。
 
 割と定期的にいろんな所から「ブログ見てます」といわれるんですが、そのたびにドキッとしてこんなブログで良いのだろうかと毎回不安になります。あとそこそこ続けているのでもしかしたら昔書いた話をまた書いたりするかもしれません。(気をつけてはいるんですが)

妊婦さんと新型コロナワクチン接種

 前回ブログまで絶好調だった蝉たちは盆休み期間の大雨で勢いを削がれてしまい、その後も天気がなかなか安定しないためなりを潜めてしまった。
「こっちは時間ないってのにこんなに雨が降られたんじゃ商売上がったりだよ」ってハッパの下で雨宿りでもしながら愚痴を言い合ってるかな。
 
 残念ながら今年も大雨被害が各地に及んでしまった。8月後半に入って大雨災害に見舞われるとは思わなかった。僕がいた久留米も今年で4年連続でまたもや水害に遭ってしまった。ニュースでは救助した人を乗せたボートを引っぱる消防隊の動画とか流れててびっくりした。僕のいた頃も水害はあったけどここまでひどくは無かったと思う。年々ひどくなってるのか。
服部県知事や赤羽国土大臣が視察に入ったようなのでやはりかなり問題視しているのであろう。
 ただ久留米在住の知り合いに何人か連絡を取ったが、「まあ今年もいつもくらいの感じです」って—-いやいや慣れすぎなんじゃないの。
 といいながら山口県も宇部市を含め崩落や浸水など見られておりどこも人ごとではないなと改めて思った。
 
 今回のブログ更新が早いのは非常につらく悲しいニュースを見たから。
 千葉県の妊婦さんが妊娠8ヶ月で新型コロナに感染したが受け入れ先が決まらず、そうこうするうちに自宅で出産して赤ちゃんは亡くなったというニュース。
 
 一人の産科医師としてこれは本当に胸が痛い。
 
 事の詳細は報道のみでよく分からないので何ともいえないが、本当に残念で仕方ない。
 このニュースは当院に通院中の妊婦さん達にも衝撃的だったようで皆さん「知ってます」と言われ、コロナワクチン接種を迷っていた方も打ちますと言う方が一気に増えた。
 産婦人科学会の共同声明でも「妊婦さんは時期を問わずワクチンを接種することをお勧めします。」と積極的に推奨する方向へ文言が変わった。国も妊婦さんを優先接種者と位置づけはじめた。
 副反応が心配という方もおられると思いますが、当院ホームページのお知らせに学会の提言も掲載していますのであらためてご検討ください。
不明な点は受診時に相談して貰えば説明しますからね。
 僕はお母さん達に悲しい思いをて欲しくないです。
 
 コロナの影響で今年は早々に2学期が再開されると分かっているのに子供らはヒイヒイ言いながら宿題やってた。
 夏休みの4コマ
夏休み始め     大金持ちの気分
夏休み中盤     残りのお金を数えてる気分
夏休み最終日   「わしゃダメな人間じゃ〜」
二学期始業日の朝 「はっ!今までのは全部ユメだったのか」  
てのがある。いや〜すごくよく分かる、いしいひさいちすごいな。

新型コロナと東京オリンピック

 連日うだるような猛暑日でいずこでは最高気温40℃などというとてつもない場所も出ているようで熱中症など心配だ。(とか書いてたらこれからしばらく雨だそうで逆に大雨災害の方に注意が必要だそうです)
 蝉たちは「よっしゃ、みんな盛り上がっていくぜ!」ってな感じで院内の木に止まって最高潮の合唱を奏でる(奏でるというより「がなってる」)。地面をみると蟻たちが黙々と自分たちの仕事をこなし、クモたちはあっちこっちと巣を張って罠作りに余念が無い。
みんな元気だ。
 下の子は虫が苦手なので室内で虫を見つけようものなら、ぎゃ~と叫びながら飛んできて
「虫やっつけて~!」。
小さい虫なら良いじゃないって言ってももうダメ。やれやれ
 
 新型コロナ感染はこの暑さとは関係なく第5波に入ってきているようで1都3県だけでなく全国的に増加している。緊急事態宣言、蔓延防止でも人流を抑えることは難しく、コロナワクチンも進んではいるがまだ効果を実感できるまでには至っていない。山口県もジワジワ増加しており、このまま行くと近日中にまた分娩立ち会いを中止するかもしれません・・・
 
 この混沌とした状況の中で東京オリンピック2020は開催された。
 開催についてはさまざまな意見があると思うが、新型コロナウイルス感染の蔓延自体が初めてのことであり、今の時点では何が正しくて何が間違っているのかなんて誰にも分からない。その中で大会を運営し、現場でがんばられたスタッフのご苦労には頭が下がる。
 個人的には学生時代に柔道をしていたこともあり柔道はほぼ全て見た。今回日本に多くのメダルをもたらしてくれたことは素直に嬉しい。少なくともコロナで荒んだ日本人の心に違う角度から大きな力を与えてくれたのではあるまいか。
 特に心に残ったのは柔道男子73kg級で金メダルを取った大野将平選手の試合後のインタビュー。「賛否両論ありますが、我々アスリートの姿を見て何か心が動く瞬間があれば本当に光栄に思います。」――― はい、アスリートの一挙手一投足には大きく魂を揺さぶられました。
 武道の精神である「礼にはじまり礼に終わる」は、お互いを尊重し敬意を表す所作である。競技中は激しくぶつかり合っても試合が終わればお互い抱擁、握手を交わし笑顔になる。これまでも競技ではよくみられる光景だったが今回のオリンピック中はそのような場面に遭遇する度に何かいつもとは違う感動と安心を覚えた。
 新型コロナと経済再生といった難しい舵取りにおいても激しく議論することは必要だが、根っこでお互いの心は一つにまとまっていくことがこの問題に打ち勝つ大きな鍵かもしれない。
 もうひとつオリンピック全体を通しての感想は、オリンピック前まで世界は大国の対立、紛争に加え新型コロナで完全に各国が分断、孤立してきているんじゃないかと言った不安をあおられるものが多かったが、今回なんとか各国の人達が一堂に会し、お互い直に接して笑ったり泣いたりする姿を見て、
「他国の人たちもみんな孤独で寂しかったんだ、おんなじ気持ちだったんだ」ってことを肌で感じられてなんだかホッとした。
 妊婦さんもなかなか友達や妊婦仲間と会う機会が極端に減って孤立しがちなので出来るだけそうならないようサポートしてあげたい。
 
とかなんとか考えながら自分の治療は治療で粛々とやっている。僕の場合はこの病気という困難に主治医だけでなく病院スタッフ、加藤先生や家族みんなに助けられながらその上、仕事までさせてもらって途方も無い果報者だと思う。さらに仕事していると患者さんからも応援してもらってどっちが患者か分からない。
「先生もお身体に気をつけて」
「先生、次もお願いしますね」
「二人目三人目もここでお産するつもりなんだからがんばって下さいね!」
 
―――はい、これからもがんばりますよ。

梅雨明け

 さてさて先週は雨もずいぶん降ったし今年の梅雨はまだしばらく続くのかな・・・
えっ?もう梅雨明けたの?!道理であっつ〜〜い、山口市35℃越えですか、あらまあ〜
蝉の大合唱が日増しに勢いづいてきて否が応にも真夏であることを実感させられる。こりゃ今年も暑くなるか〜、夏は心も弾むし自分としては好きな季節だが外出するにはこの体力では保たん。最近代謝が戻ってきたのか病気前の頃のようにだくだく汗をかくようになったので脱水、熱中症が怖い。アイスを食べるのが幸せ。(また食べてる)
ですので調子はよいです。
 
 遅くなりましたが病院入り口の看板がようやく設置されました。以前の壁は歩行者の見通しが悪いため撤去させてもらいましたが、何も無いのもちょっとしっくりこないので邪魔にならないように作ってもらった。木製の脚にかわいい大きさの看板が乗って病院ロゴの立体感がよい。実はこの木製の脚が国内の木材不足のためなかなか手に入らず時間がかかったとのこと。(コロナはこんなところにも影響するのか)
 病院へ車が出入りするときの視野は損なわない様にとこの大きさにしたが、患者さんから「外から満車かどうかわかりやすくなりました」といわれ、副効用もあるようで良かった。また横の立て看板の裏面に病院名が入ってなかったのだがこちらもさりげなく病院名が入りました。後はそろそろ浜通り側の看板も替えたいなあ。(あせらないあせらない)
 

 
 本命の空気清浄機ついに入りました。柱のようで大きいかと思ったが、院内に置くと圧迫感も無いし静か、自然なたたずまいがよい。空気もなんだか良くなった気がする。いやいや明らかに良くなった。(イヤほんとに)2階にも置いたのでこれで病院全体がさらに過ごしやすくなるな。
 
 病気になってから読書は体力が無かったのでなかなか長編の本が読めず、雑誌や実用書のたぐいをぱらぱらめくるくらいだったが、久しぶりにおもしろい本に出会った。
劉慈欣の「三体」
最初に発刊されたのが2019年で今回の最終巻まで実に2年かかった。初刊が出たときおもしろそうだとよく知りもせず宣伝文句だけで購入した。おもしろかったのだが1冊だけかと思ったら実は全5巻であることを読んでる途中で知り、結局今回の最終巻がでるまでずっと読まずに待っていた。今回満を持して一気に読み通した。
 感想はとにかく「圧巻」の一言である。途中難解だったり読むのがつらい場面もあったがともかくスケールがでかい。そして場面、場面でとてつもないストーリーが展開されるのでその都度「は〜すごい」「お〜これは」といいながら最後まで読破した。荒唐無稽とも思える話でも緻密の描写が説得力をもたせ、これはすごい作家だなと感心させられた。SFテイストも満載でSFファンも納得できるできばえなのではなかろうか。これっくらい広大な無限の世界観を見せられると今のステイホームがとても些細なことに思えてきて気持ちの持ちようも変わってきた。
 
 あともう一つ「Day to DAy」こちらは新型コロナによる緊急事態宣言下にあってこのことを忘れす前に進むために企画された短編集である。かなり著名な作家(漫画家、小説家)の方が目白押しで、今の日常をエッセイ風だったりストーリー仕立てだったり様々な角度から表現されていておもしろい。
日本の作家、出版社もやるな〜と思った。
 
やっぱ読書は良い。

令和3年6月のブログ

 雨けっこう降る日は降っていて「ああ梅雨が来てるんだなあ」って感じ。でもバシッと晴れる時の日差しの強さはもはや夏。まぶしい光と影のコントラストを家から眺めているだけで熱中症になりそう。
 以前僕が住んでた久留米では今年の国内猛暑日(35℃以上)一番乗り!これで2年連続なんだそうな。内陸だからかな。そういえばコロナや体力的なものもあって久しく会ってないがみんな元気してるのかな?
 
 さて僕の治療は今回新たにブラック企業で働く非正規雇用者の仕事のような名前の新薬を始めることになった。そのため副作用も変わっちゃって少し慣れるのに苦労してるが、まあ効いてるんでしょう。
 今回は今まで色々治療を変えても出なかった吐き気が少しあるようになった。
妊婦さんのつわりとはこのようなものか。これが数ヶ月続くなら妊婦さんはやっぱり大変。仕事を休まないとやれない気持ちもよく分かります。つわりは立派な病気ですので仕事や日常生活に影響するならちゃんと休みましょう。
 でも僕の場合、食べ方は全然変わらない。先日僕の治療初期頃に診察して以来の患者さんが久しぶりに来院されて「顔がふっくらと戻りましたね〜」といわれてしまった。(太りすぎ?では断じてない)
 
 2021年の出生数は70万人台に減少する可能性が濃厚とのこと。新型コロナによる影響が産み控えに出ているようだ。一時的なことと思うが心配。
 やはり先の見えない不安が長く続いているせいだ。ここはなんとか早く分娩立ち会い再開を・・
ということで本日より立ち合いを再開します!詳細はお知らせをご覧ください。
(実はこれをお知らせしたくって今回のブログを遅らせていました)
 
 今回は約2ヶ月ぶり。県内のクラスターもあちこちみられてどうなることかと思ったが、都心の緊急事態宣言も解除されつつあり、県の病床利用率もステージIIに下がったことを機に決めました。また今後の動向を見ながら再度立ち合い禁止ということもあるかもしれませんがご協力よろしくお願い致します。
 最近妊婦さんのコロナワクチン接種について問い合わせが連日多数あります。6/17付で産婦人科の各学会が共同声明を発表したので「お知らせ」に添付しています。もちろん最終判断はご自分とはなりますが、よろしくご検討ください。
 山口県のワクチン接種率は国内でもかなり高い方に入っており、このまま進めていくことで新規感染者を抑えてくれると嬉しい。
 
 しかしまだ妊婦健診の家族付き添いや入院中の面会は出来ないので家族が揃う姿を見るのは入退院のときだけ。だからご家族は退院で病院を出たとき赤ちゃんと初めましての生対面。みんな笑顔でニコニコ大歓迎、そして写真大会。上のお子さんたちがいると新しい弟、妹に会えて大はしゃぎ!でもやっぱり小さいお子さんほどお母さんに久しぶりに会えてすごく嬉しいってのが伝わってくる。こんなに長くお母さんと離れるなんて初めてだからうれしさもひとしお。わかるな〜
 そういえばうちの2人目が生まれたとき上の子を連れて面会に行くと大はしゃぎ。時間も過ぎてさあ帰ろうとするとなかなか帰らない。病室出るのも一苦労、病棟出るときも足が止まる、ちょっとずつ階段まで、ちょっとずつ駐車場までだましだまし連れて帰っていくので毎回大変だったことを思いだした。
 
 宇部市は妊婦応援都市宣言を掲げており、妊婦さんへのきめ細かなサポート体制を構築することは喫緊の課題である。
 以前ブログに書いた通り、宇部市は診療所は当院含め2件のみであり、こりゃ当院も頑張って応援すべきだなと以前から思っていたが、そろそろちょっと本気で動こうかなと思っている。うまく軌道に乗れば不妊、妊娠から出産そして産後と一通りの管理が出来るので各市町村や県とも協力してやっていくべきだな。また展開があればホームページなどでお知らせします。
 
 空気清浄機、各部屋にだいぶ設置して充実してきましたが前回ブログに書いた僕の本命はもう少しして来ると思います。
 
 最近なんだかどんどんブログの文章が長くなってきている。ということを患者さんの「小説のようですね」と言われたことで(そんな良いものではないが)初めて気がついた。あんまり長すぎるようなら言ってください。(結局長いぞ今回も)その時は三部作にでも分けようかな。(直す気あるのか)

アイスの味

世間は相変わらずコロナの話題で持ちきりだ。西日本も変異株による影響か最近になって新規感染者の増加が勢いを増している。これに対しコロナワクチンの効果がだんだん分かってきてみると変異株を含め非常に高い有効性が認められつつあり、ワクチン接種率を高めていくことは国内のコロナ収束の重要な鍵になりそうだ。
 
こんな時だからたまにはまったりしたブログも書きたいのに次々いろんな事が起こるためなかなか書けない、と言いつつ今回は・・・
 
今年は記録的な早さで梅雨到来とのこと。そういや雨が多い
 
そして蒸し暑くなってきた!外来も時々冷房入れ始めたし手術してるとあつ~い
 
こりゃ今年の夏は酷暑なのか?
 
去年は夏の間ほとんど入院してたので窓の外にしか季節を感じられず暑さを肌で感じることもなかったがこりゃ今年は注意しないとやばそう(と言っても例によって外にほとんど出ないので大丈夫であろう、と高をくくっているのだがそれでいいのか)
 
暑くなると欲しくなるのがアイスである。
 
みんな大好きアイス好き
 
昔に比べるとアイスの種類も豊富だし、いろんな味も続々と発売されてとても楽しみ。
 
そして何より一年中売ってる!なんて良い時代だろう
 
子供の頃にアイスといえば夏の代表。やっぱり夏の強烈な日差しの中、野球帽のつばの裏に白い粉を拭きながら汗だくで遊び回って水道の水でのどを癒やす。でも我慢できずに駄菓子屋で売ってたアイスに飛びついてしまう。
 
カップアイスはまずフタの裏をなめてから食べる、棒アイスはゆっくり食べてると手にたれてくるからこぼれるところから舐めて食べる・・・最高の幸せだった。
 
でも自分には特別に思い出深いアイスがある。
 
「ドラえもんアイス」(そんなに溜めて言うほどではないか)
 
バナナアイスに半分チョコがけした当たりバー付きの棒アイスで多分50円くらいだったと思う。中学の学食で売っていたのが初めての出会いだった(ちょっと大げさか)
 
バナナとチョコの組み合わせがこんなにおいしいものだと知り、その味に深く感動し、それから機会があればよく食べてた。
 
普段は弁当持参だったのでお金がないと買いに行けない。でも時々今日は弁当作らないから学食で食べてってときがある。そんなとき学食で食べるのは高いカレーではなく安いラーメン(これもとてもラーメンと呼べる代物ではなかったがそのまずさにはまってしまう不思議な味だった。胡椒かけまくってよく食べてた)そして余ったお金でアイスを食べる。当たりが出るとまたすぐ交換して食べる。
 
友達からは「よ~喰うねえ~」とか「そんなにたべてよ~あきんね~」とあきれながら突っ込みを言われても全く気にせず食べてた。
 
普段は自転車通学していたが時々朝から雨が降ると往復のお金もらってバスで登下校。でも土曜日は半ドンで学食がまだ開いているので下校時に雨が上がってると帰りのバス代を全部つぎ込んでドラえもんアイスを食べた。だから帰りは家まで友達としゃべりながらだらだらと歩いて帰ってた。その頃はガンプラが大流行の時期だったから帰り道にあるオモチャ屋を回りながら「やっぱりどこにも売ってない!」とかぼやきながら帰るのもこれはこれで楽しかった。
 
しかし、冬になるとアイスケースに鍵がかけられてしまうのである。
 
「何で冬は売らないんだ~!」と嘆いていたが、友達からは「冬にアイスなんて売るわけ無いじゃない」って素っ気ない。その頃はそれが常識だったから泣く泣くあきらめていた。
 
その後別の高校に行ったので(はい、分かる人はもう分かってると思いますが中学は附中でした)それ以降は食べなくなったが、その後アイスコーナーをみるときは意識して探していたのだが「ドラえもんアイス」は売ってない。(販売終了したのかな)
 
時々違う会社でチョコがけバナナアイスは売られているので見つけるとすぐ買ってしまう。でも食べてみるとバナナの味とチョコの味が微妙に違ってしっくりこない。もうあの味に再会できないのかと思うとちょっと切ない。
 
いやいやそれより最近血糖値がちょっと・・・自覚はしてるのだ食欲旺盛の上に甘いものがなかなかやめれなくって(泣
 
でももし今売ってたら・・・間違いなく買うな~(反省がたりない)

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