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懐かしの写真集

 最近発売された宇部・山陽小野田の写真集を買った。
昔の市内の様々な場所の町並みが収録されていて、いや〜なつかし〜
特に昭和50年代あたりは自分にとって最も宇部の記憶が残る時期なので特に見ていておもしろかった。でもそれよりずっと昔の写真であっても話には聞いていたので写真で見れたのはおもしろかった。
 昔華やかなりしころの銀天街。あの頃「街に行く」というのはダイエーがそびえる銀天街方面へ出かけることだった。現井筒屋の前身であるちまき屋の写真や屋上の乗り物、ときわ公園の公園になるずっと前の写真。
いろいろ解説もついてて読み応えもあっておもしろかった。

でもこの中で個人的に見ていて非常に強く思い出される風景があった。(かなりローカル中のローカルな話になるが)
それは新天町の昔の床のタイル柄である。
昭和45年に張り替えされた時のタイルは白地にSの字が縦横交互に張られており、これが一文字一文字道幅一杯に縦、横交互に並んでる。

この隙間の空き方が小学校の足の長さから見ると絶妙であった。
つまり白のタイルを踏まないようにS字のタイルの上だけ歩く遊びをするのにちょうど良かった。急ぐ用もなく新天町を通るときはよくやっていた。
多分結構していた子はいたのではないかと思うがどうかな。
このタイル実は滑りやすく、このことが問題で昭和63年に張り替えされてしまったそうだ。
なるほど雨の日とかにタイル渡りやるとちょっと離れたパネルの上に飛び移るとずるっと滑ってひやっとすることがあったなあと懐かしくなった。中学になっても雨の日に自転車で通学時に新天町内を通ると滑りそうで危なかったことを思い出した。これについても覚えている人はいっぱいいるんじゃないだろうか。
現在の新しいタイルもすてきだがタイル渡りしたくなるようなデザインで無くなってしまったな。
もちろんこの年ではもうやらないが・・・

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