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玄関の花が変わりました

 4月に入ってしま産婦人科のお花も春バージョンです。コロナも終息しませんが皆様お元気ですか?
我が家では白い藤の花が咲き始めましたよ。何だか早い気がしますが。年々、桜もツツジも早めに咲いて、春があっという間に過ぎます。
寒暖差のある季節なのでお身体大切にしてください。
 

君は天然色

 そろそろ寒さも和らいで、なんて悠長に思っていたら続々とさくら開花のニュースが・・・
やあ〜もうそんな時期か、空気はもう春だもんな〜。
 
 一都三県の緊急事態宣言が解除されてからかなり人出が戻ってきてそれとともに新規感染数も再度上昇に転じて第4波??でも花見とかで外出する人も増えてきて、聖火ランナーも始まり、新年度にともなって国内の人の移動が活発になる・・・う〜ん感染拡大と経済再生の問題が複雑に絡み合って本当に先が読めなくなってきた。
少しの希望はコロナワクチン!ということで山口県内でも接種が始まり、当院も5月くらいに接種できそう。これですぐ良くなるというのは早計だが少しでも好転することを願うばかりだ。
 
 当院は先月分娩立ち会いを再開して今も継続中だが、やはりお産の時に家族と喜び合う患者さんの顔を見るとやってて良かったと思う。ただ入院中の面会はしていないので出産して次に患者さん、赤ちゃんが家族と会えるのは退院の時だ。だから最近皆さん退院する時間が早い早い。
そりゃ待ちきれないよなあ〜。やっと会えたときの家族みなさんのはじける笑顔はとってもまぶしい!記念写真もみんなにっこり写真。ほっこりする。
世の中全体がなんだかギスギスして不安な妊婦生活の中で少しでも心の支えになることはしてあげたい。ということで前回助産師のブログにあったとおりプレママ会もリモート開催を定期的に出来るようになってきた。これはこれでメリットも多いのでリモートで徐々に規模を拡大していこうと思う(がんばってるのは助産師さんなので感謝)。
今後もコロナの状況をみながら妊婦さんが安心して妊娠、分娩できるようなことは当院としてもがんばっていきますね。
 
 僕の近況は治療による副作用のコントロールも出来るようになり大分通常の診療もできるようになってきているし、治療効果も良好なので順調かな。これまで通り無理せず気負わずまったりと(しっかりと!)いきます。
 
 話は変わるが先日ついに大滝詠一の曲がサブスク解禁!すごく聴き込んできて80年代のあの当時の音楽シーンに無くてはならない人であり、自分の中にある音楽の魂に深く刻まれている。今年はアルバム「A LONG VACATION」発売から40周年記念だそうで当時の発売日に合わせて出すところがニクイ。
早速聴いたがアルバム全体の出来はもちろんとても良いし、40年前のアルバムなのに古いという感じはしない。特に「君は天然色」は何度聴いてもすごい!振られた彼女のことを懐かしむ切ない歌詞なのに曲調は華やかで、爽やか。瑞々しさでではち切れそうだ。そして何より大滝詠一の声が限りなく甘くやさしい。
 また今回「君は天然色」のミュージックビデオも新たに作成された。これがまた良い!まぶしい夏の風景を描いたイラストは底抜けに明くるく鮮やかで見ているだけでコロナの鬱憤が少し晴れてきた。ビデオ全体の作りも丁寧で当時の色合いを残しつつ今風にアレンジしていて曲に対するリスペクトをとても感じる。
 そういえばこんな風に世間で次々起こる新しい出来事や色々な経験が出来るのがうれしいとふと思う。「そんなの当たり前」なんだけどその当たり前だったことが大病を患ったことで自分の人生設定は大きく変わってしまった。幸い元気でいるが、もしかしたらここ数年の出来事は知ることができなかったかもしれない。と思うとどんなしょうもないことでもおもしろいって思う。
 大変な経験も色々ある。「治療がつらくないですか?」と言われるがこんな希な経験を患者さんお立場で経験できることが新鮮でおもしろいし、「治療しながら診療なんて大丈夫ですか?」っていわれても人の役に立って繋がっていることが楽しいのにやめられない。
こんな僕の話はちょっと極端だと思われるかもしれないがこれってコロナ禍で一変してしまった世界に当てはめてみると新型コロナの感染に戦々恐々として家に籠もって「寂しい、怖い、つらい」といったnegativeな気持ちになることも一杯あるかもしれないが、気持ちを切り替えて普段気にとめないことに目を向けたりしてみるとものは考えようで実はおもしろいことはいっぱいある。それに気がつけるとこんな状況もまんざら悪いことばかりじゃ無いと思えるんじゃないだろうか。
 
 ところでついさっきこのブログの僕の回が100回を超えていたことに気がついた。しまった!
まあしょうが無い、じゃあ今度150回とか200回の時は忘れないようにしよう。(別に何かすると言うわけでもないのだが)
 
あと宇部新川駅などが聖地巡礼の人で盛り上がっているとのこと。庵野秀明監督の宇部愛を感じる。当院で産まれた子供さん達も次世代の宇部(もちろん山口、日本、世界を)を盛り上げてくれたらうれしいな。
 

「オンラインプレママ会」始めました

 いつもポジティブでチャレンジャー精神旺盛な院長!このコロナ禍、不安なく素敵なお産をして欲しいと切に願う院長の強い思いにスタッフも心を動かされ、PCは苦手でzoomも初心者だけど一念発起して「オンラインプレママ会」を今年の1月から始めました。
 
 スタッフ皆の協力のもと、病棟内でzoomの練習を重ねながら無事開催の日を迎えることができました。当日は始まるまでは緊張でガチガチでしたが、参加者の方々が無事にzoomに入ってこられ、顔を見ながらお話しできたこと、感動でいっぱいでした☆
1月8日が初日でしたが、忘れもしない宇部には珍しいくらいの大雪の日でした。参加者の方々には、自宅で安心してプレママを受講していただくことが出来て、本当によかったです!!
 
 今では、8回の「オンラインプレママ会」が終了して、既にお産をされて育児をスタートした新米ママさんがおられます。ご出産されたママたちから、「参加できてよかったです。安心できました。」と嬉しいお言葉をいただき、開催して良かったなと思っています♪
少しでも不安が少なく、ご出産、育児を迎えられるよう、通常のプレママが開催できるようになるまではオンラインプレママは継続していきます♡
 
(プレママ 担当スタッフ)

3年目

 1月に引き続き2月もブログが月末ぎりぎりになってしまうのは、2月が28日までしかないから、ということに今頃になって気がついた、なるほど。
さらに前回のブログにも書いたが今年に入ってから治療内容が変わってだるい日が長引くようになってしまい、なかなか思うように身体が動かない。おかげで一時精神的に追い詰められダークサイドに引き込まれそうになったがスタッフから助け出され、今はまたいつものどおりまったりしてる。だるいときは加藤先生にちょこちょこ代わってもらいながら診療は問題なくやっているのでありがたいことだ。
ここまで書いて読み直すと、これじゃ病気が悪くて調子が悪いと勘違いされそうだがあくまで薬の副作用であって治療は県内初の腫瘍専門医の先生と去年よりタッグを組み、順調にいっていますのでのでご心配なく。
 
 病院の方は宇部市内の新規コロナ感染者も出なくなり、山口県内のコロナ感染状況がステージ2に下がったのでまた立ち会い分娩再開しました!
もちろんこれまで通り感染対策は講じながらですし、感染状況によってはまた再開、中止するかもしれませんが、立ち会い出来そうなときは少しでもしてあげたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
 
 山口県もコロナワクチン接種が始まるようなので(といってたら3月初旬の開始予定が白紙撤回されちゃった)効率よく抗体保有率を上げて一気にコロナ収束!・・・と早くなって欲しいなあ。ただワクチン接種については妊婦さんからの問い合わせが最近とても多く、皆さん心配されているようです。国や産婦人科の学会から情報は次々提示されていますが、何せデータが少ないため安全性など確定的なことが言いにくいのが実情です。少なくとも器官形成期(妊娠12週)以降の妊婦さんであれば接種を否定するものではなく、医療従事者や重症かリスクを有する基礎疾患をお持ちの方は接種を考慮する、パートナーや家庭内のワクチン接種を考慮するなどいわれています。良く納得された上で接種を決めましょう。ご心配であればご相談に乗りますよ。
 
 さて2月に入って実は病気の治療もこれで3年目に入った。去年も思ったが、3年目で今くらいの体調なら良い方なんじゃないのか。またまた新たな気持ちでまったりがんばっていこう、っと。
しかし普通こういうときは5生率とかで表すが、やれやれまだ半分も行ってないのか・・・長いぞ。

相変わらずとても遅い新年の挨拶

 毎年1月はなにかと色々あってブログが遅くなる。今回は新年に入り治療内容が変更になってしまったので副作用の調子が読めずに結局こんな時期になってしまった。
世間は今年に入っても新型コロナ感染一色で大変!ワクチンの進捗状況も気になるところだがまだまだ先行きがみえない状況は続きそうだ。
そんななか宇部市内の病院ではクラスターが発生して一気に身近なところまでせまってきた、そんな感じ。
 
以上の状況を鑑み、本当に断腸の思いですが立ち会い分娩をまた中止にしました。感染状況の改善をみながら出来るだけ早く再開はしたいと思いますがそれまでは何卒ご協力の程よろしくお願いいたします。
この話をすると皆さん中止に納得はしてもらえるけどとても残念そうな表情をされるのでこちらとしても本当につらいです・・・
 
 僕自身は病気の治療開始から2年が経ち色々な人からの応援、手助けもありなんとかここまできたが、もう一つがんばれた理由は
「産婦人科で良かった〜」
ということ。
お産をがんばって産まれてきた元気な赤ちゃんをみるお母さん達の満面の笑顔は見ているだけでものすごい勇気づけられる。赤ちゃんの生命の持つたくましさ、力強さを肌で感じることで自分の治療に対する気持ちを前向きにさせてくれる。(悪い面だけ見て産婦人科医のなり手がなかなか増えてこないのは本当にもったいないことだと思う)
そんな妊婦さんへ少しでも恩返しできるよう、不安にならないようにこれからも病院として出来ることはしたいと思うのでみんなで一緒に乗り越えていきましょう。
 
 そういえば先日古い友人からの応援メール
僕が柔道部だったことになぞらえて
病気の治療は「一本勝ちじゃ無くても有効の積み重ねで勝ちをつかみ取ろう」
 
うまいことを言う(勝手に使わせてもらったよ、いっつあん)
 
あと治療内容が変わってもう一つの影響は
また髪が抜ける・・・。
せっかくここまではえたんだけどな〜(いやいや大して生えてない?)

 

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