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退院セレモニー

 だんだん暖かくなってきて…というか、かなりちょっと暑い日もある良い陽気である。そろそろクーラーも使いたくなってきた。ゴールデンウィークは色々なことが重なって、外来も大忙しだったが、少し落ち着いてきたかな。病院に活気があるのは良いことだ。
 そういえば最近気がついたこと。当院では、退院時に玄関ホールにあるお花の前でみなさんと記念撮影を行っている。にっこり笑って写真を撮ったら、そのまま病院から自動ドアを出て外へ。自動ドアが開いて外の風に触れた瞬間、お母さんが赤ちゃんに「初めてのお外だね」。
わりとよくみなさん言われる言葉で、気持ちはよくわかる。赤ちゃんは母のお腹から生まれ、保育器、新生児室、病室へと徐々に外の世界へと出て行く。実はお母さん自身もこの入院期間はずっと病院にこもっていたので、退院で初めて外に出る。二人がそろって外気に触れるという感覚が、一体感となって出てくる言葉なのかな。多分自宅に帰れば、そこは赤ちゃんにとって初めての我が家になる。赤ちゃんが増えると家の様子はこれまでとは全く違う世界にもなる。色々大変なことも多いと思いますが、楽しいこともたくさんある生活が待っているでしょう。

歓送迎会

 今年は桜の開花が遅いなーと思っていたのも束の間、色々な場所であっという間に桜が満開になり始め、しま産婦人科近くの黄幡公園の桜も満開になっていてとても綺麗でした。
 そんななか先週末、しま産婦人科スタッフが揃い歓送迎会が行われました。先生をはじめ、スタッフ全員で美味しい食事をいただきながらいろいろな話をし、みんなで涙あり、笑いありの楽しいひとときを過ごしました。意外に先生が声が高く歌が上手なことも知りました。笑
 春は卒園、卒業、退職などいろいろな別れがありますが、入園、入学、入職など新しい出会いや新たなスタートを迎える時期でもあります。しま産婦人科でも別れと出会いがありました。私はこの度新たなスタッフとして迎えていただきました。しま産婦人科スタッフの一員となって頑張っていきます。

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開院4年目

 しま産婦人科として開院して4年目に突入した。病院はこれまで職員や多くの人たちの助けもあってなんとか順調にさせてもらっている。これからも職員と一丸になりがんばっていこう!と年度初めの朝礼で話したところである。今年度の恒例写真をみんなで撮った。
 ところがそんな折、近くの産婦人科が休診される事が決定し、お産を取り扱わなくなったと突然知らせがあった。そのため、新たな分娩場所を探して多くの方から転院依頼の連絡をいただいた。当院では何とか受け入れられるだけは受けようと外来スタッフとともにがんばるつもりである。でも踏ん張ってはいるが、当院の病床数にも限界がある。また受け入れるからには患者さんに十分な対応が出来ないといったことがないよう、また職員への負担過多にならぬよう考えている。しかし、ついに断腸の思いで制限せざるを得なくなってしまった。はじめてお断りする方が出始め、大変心苦しい。ちょっと想定外のスタートとなってしまいましたが、がんばるぞ。

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花の香り

 桜の開花のたよりが届く頃になりました。しま産婦人科のお花も春バージョンになりました。色々な色があり、花の種類の多いこの季節ならではです。
 今回は花の香りについて。お見舞い等にはあまり香りの強い花はNGですが、一輪挿し等では少しの香りが気分を挙げてくれます。私の好きなフリージアもその一つ。先の先まで咲いてくれるので経済的。黄色、白、紫、ピンクと種類がありますが、それぞれに香りが違います。私は因みに黄色が好きです。バラもまた同じで、それぞれに違います。宇部空港にはこれから沢山のバラが咲きます。紫は高貴なキツイ香りが、茶色のバラにはミルクティーのような香りもあります。チョコレートコスモスは本当にチョコレートの香りが。皆さんも色々な香りの花を一輪だけでも飾ってみてはいかがですか。

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出会いと別れ

 そろそろ気候も春の陽気になってきた。3月といえば卒業の季節。うちの子もこの度卒業である。あんまり中身が変わってないように思っていたが、実はしっかり成長しているのだなと感じる。新年度からはまた新たな気持ちで頑張ってもらいたいものである。
 当院は4月で病院開業から4年目を迎えるが、スタッフにもこの年度で病院を卒業する人、新たに来られる人たちがいる。ますますスタッフと一丸となって盛り上がっていきたい。そして地に足をつけ、そしてみんな健康で頑張っていきたいものである。
 久留米大学産科婦人科学教室においては、周産期(産科)の教授をされていた堀大蔵先生が退任される。先日、その教授の退任祝賀会が久留米で開催された。教室も色々大変な時代を乗り越えてきたが、その中を約40年にわたって見守ってこられた教授である。先生は常に優しく、また、教授であっても威圧感や偉ぶったところもないため、ドクター、スタッフからも常に慕われていた。思い出を語るときりがないが、自分も色々大変な時期をサポートしてもらって、非常にお世話になった。これは是非出席しなければと思い、開業以来初めてのことだが色々お願いして、泊りがけで出させてもらった。
 祝賀会はさすがに盛大で、多くの先輩、後輩にも久しぶりに会って話すことができた。各々の近況について直に色々聞くことが出来て、とても楽しかった。会の間は同窓会のようにずっと久しぶりに会う同門の先生との近況報告を話し合った。やっぱり直にあって話すと、色々詳しく近況が分かって興味深い。後輩はみんな教室の中枢としてがんばっているようで頼もしかった。新天地で仕事にがんばる予定の先生、仕事を辞める先生、実家に帰る先生、転職する先生、病気になった先生・・でもみんな元気でよかった。産婦人科医は他科の先生と比べても元気な人が多い気がする。来年度からのがんばる活力をたくさんもらったな。

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